歯科衛生士さんからの質問
院長が性格がきつくていつも強い口調で怒っています。わたしたちスタッフはもちろんですが、患者さんにも怒るというか説教というか。
治療にきてる患者さんに「こうなったのはあなたが悪いからだ」みたいなことを言うので、よく患者さんから「先生がこわい」って言われます。いつも謝るのはスタッフですし、そもそも患者さんに説教する必要なんてないと思います。
説教するのが歯医者の仕事って思ってる歯医者さんがいる
歯医者さんがブログとかSNSとかやるとだいたいこのパターンになりますよね。書いてあることがいつの間にか説教になってるんです。
いい悪いは別として、説教になりがちなのはどこか仕方ない部分もあって、ドクターって自分が説教していることに気づいてないんです。単純に説明しているだけ、って思ってるはず。
でも上から目線だし、なんでわかんないの?って感じでくるし、こっちはただでさえ「先生」だとおもってるし。そんな感じでどんどん威圧的になって説教になっていくという・・・。
威圧的な態度をスタッフや患者さんには出してはダメ。
かといって「よかれと思って」なんて言いながら、スタッフや患者さんに威圧的な態度をとるのは絶対にダメ。
だってスタッフがいないと院は成り立たないし、患者さんきてくれないとつぶれちゃうから。それとこれとは話が別。
患者さんが「先生がこわい」って言ってるなんて論外です。患者さんも気分わるいし、それを謝るスタッフも心が痛むし、一粒で二度被害がある、って感じです。
たまにいる「おれは患者を選んでいる」っていう先生
たまーーに「医者も患者を選ぶ自由がある」「おれは患者を選んでいる」っていう先生がいらっしゃいます。
でもそれが成立するのは、世界でその人にしかできないみたいな超一流の技術を持っている場合のみ。だって、ぼくらも命がかかっているならまだしも、普通の治療だったら(多少うまいへたはあるかもしれないけど)怒られる歯医者さんよりも優しい歯医者さんのほうがいいですもんね。みんなそうだと思います。
疑問に感じているあなたが正解だし、まともな感覚
こういう状況にいると「わたしの感覚がおかしいのかな?」って不安になることがあると思います。でも大丈夫。基本的にはあなたの感性が正解。まともな感覚といったほうがいいのかな。
というより、もしあなたがおかしいとおもったら、ほかのだれがなんと言おうと「あなたにとってはおかしいと感じる」という事実は変わらないのです。その感性を信じてあげましょう。
これはずっと変わらないな、ってことは自分が場所を変えるべき
こういう院長の性格とか考え方とか「このままずっと変わらないな」ってことがあって、「これってやだなー」「こういう毎日はいやだなー」ってストレスになっている場合は、あなたの心が潰される前に思い切って自分が自分で自分の居場所を変えてあげるべきです。
いきなり転職とまではいかなくても、ストレスを感じることなく自分らしく働ける歯科医院があるはずです。