歯医者さんあるあるネタなのですが、歯科衛生士さんが「それ、わたしたちに言われても困るんですけど・・・」ということがあります。その鉄板がこちらです。
その通り。売上とか利益を考えるのは院長の仕事。
たまーーに
という例外もあるのですが、「それを衛生士さんに丸投げするのはちょっと違う」ということがほとんどです。売上とか利益を考えるのは院長の仕事です。だって経営者だから。経営者が従業員に売上や利益の責任を取らせるのはダメでしょ。
わかりやすくいうと
もっともっと言うと
って言って欲しいくらいのレベル。
給与規定にもよりますが、一般的には賞与(ボーナス)の支給は院長(経営者)のさじ加減になっています。
仕事したくないとか言ってないです。ちゃんとメニューや仕組みをつくってもらって、説明してもらえればやります。
ここ本当に院長先生に伝えたいとこなんですけど
いきなり「これからは歯科衛生士も売上をつくる時代」とか言われて丸投げされても困る、ということなんです。
ちゃんとメニューをつくって、説明する案内もつくって、値段とか言いにくいことは院長からしっかり伝えて、そこまでやってくれて「あとはよろしく!」だったら全然やりますって。
納得できる注意と納得できない注意
歯科衛生士としても自分が悪いと感じるところはあるんですよ。たとえばこんな感じね。
納得できる注意シリーズ
- 歯科衛生士としてのスキル不足
- 患者さん対応(言葉づかいとか)
このあたりの注意は本当に反省しているんですよー。できない自分がいやになることもあるんです。
でも反対に「どう考えてもいやそれ違うでしょ」ってのがこんな感じ。
納得できない注意シリーズ
- 「おれに言われる前に気づけよ」系(いや言わないとわかんないし)
- 「院の経営も考えるのも仕事」系(いや経営者じゃないし)
- 「八つ当たり」系(論外・・)
経営に成功している事例をそのままもってくることが失敗の原因
でもなんでこんなことになるかって、理由があるんですよ。ほとんどがこのパターン。どん。
- 経営に成功している院の話をセミナーとかで聞く
- どうやら歯科衛生士さんが活躍していることが要因のようだ
- うちの歯科衛生士さんもできるはずだ
- 戻ってくるなり、いきなりの「これやって」の丸投げ
- できないとキレる
文字にすると絶対うまくいきそうにないのはわかるのに、本当にこのパターン多い。そもそも普段の院長がどんな人かによって前提が全然違うのに。。。
院長の性格は変わらない。自分が働く院を変えるのもひとつ。
いろんな相談を受けていてこれだけは言えるのは
だって、研修医のころから先生先生と言われてきて、院長先生にまでなった人は「基本おれが正解」だから。しかもドクターと歯科衛生士という関係のなかで期待するのはやっぱり難しいと思う。
となったら、おもいきって「働く院を変えてしまう」というのはじつは思っている以上にとてもいいアイデアだと思います。
もちろん転職ってとてもエネルギーのいることだけど、歯科衛生士業界は転職できないということはありえないし、実際に転職したひとも「転職してよかった」ということが多いようです。
最初に入った院の院長が「まともじゃない」こともたくさんありますからね。
転職成功者のインタビューはこちら。
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【転職成功】院長のお昼ご飯の用意とか、プライベートのことまで頼まれるのはちょっと違うかな、って思いました。